1998/08/17 , 20 秩父の渓流と徒然
埼玉県でメジャーな河川といえば、利根川や荒川が第一に思い
浮かびます。今年は北アルプスに出かけるつもりでしたが、天候
不順と地震の関係で、荒川上流部の秩父方面に避暑と散策を兼ね
て出かけることとしました。
17日 荒川上流;入川付近
秩父方面から西に進と、最近開通した雁坂トンネルを越えて山梨
県に入ることが出来ます。このトンネルは長い間工事が行われてき
たもので、かなりの難所であったことでしょう。トンネルの開通に
関する記事などをみても、難所として書かれています。
入川は、この雁坂トンネルに向かう国道からちょっと脇に外れた
かたちで河川が伸びています。ここまで奥地に入ってくると、河川
というよりは渓流という表現がぴったり来ますし、渓流を利用した
観光釣り場があるくらいです。
観光釣り場から上部は東大の演習林があり、また、甲武信ヶ岳な
どへの登山道にもなっています。わたしは、この登山道を渓流沿い
に歩いてみることにしました。山に入ることを想定しているので、
ちゃんと登山靴と雨具を装備しての入山です。
歩き出すと平坦で車が通れる林道をしばらく登って行きます。途
中、東大の関係者と見える車が私を追い越してゆきました。
車に追い越されてしばらくすると、林道からの分岐点があります。
ここから、如何にも山への入り口の様な薄暗い取り付きがあります。
取り付きから入ると、いきなり急な下りで足場もよくありません。
ちょっと不安にもなりますが、ここは勢いで行くしかないでしょう。
坂を降りると、そこには某所で聞
いたように、線路がありました。
昔この場所で使われていたトロッコ
路線の跡だそうです。山道は、約2
時間ほどこのトロッコと共にすすみ
ます。
ところどころ、草が生えていたり、
崖が崩れていますが、おおむね歩き
やすい道です。
昔のトロッコの風情などを想像し
ながら、薄暗い道を進みます。右側
には渓流になって流れる入川がさわ
ざわしく、足早にながれ去ってゆき
ます。
ところどころ、川面に下り立てるような場所があり釣り人や山に
入る人が立ち寄ったような後も見受けられました。
トロッコの終点までゆくと、そこには大きな案内板があり、トロッ
コは昭和45年ころまで使われていたことが記してあります。また、
ここは赤沢出会いであり、大きな音を立てて赤沢が合流している場所
でもあります。
ここからつり橋をわたって本格的な登りにかかりますが、今回は
ここで引き返すこととしましょう。
気がつけば、上流に人が見えます。どうやら釣り人の様です。
あんなところまでどうやって入ったのでしょうか。
また、帰り道に入山者らしい方とすれ違いました。思うに、あの
時間から、十文字峠まで上がったのでしょうか。ちょっと不思議で
す。
以上