奄美大島 その2

奄美大島 その2
<AMAMI-OHSHIMA>

 

昨年4月、初めて出かけてみた奄美大島。
なんと、1年経たずして2度目の来訪になってしまった。なんででしょ。

出発:

行きはJALの直行便を利用した。結局、この飛行機が一番便利だ。
途中で乗り換えるのは大変時間のロスになるし、船などでは現実的でない。
奄美大島は沖縄に近い位置にある。けれども、それほどメジャーな場所ではなく、交通の便はあまりよくない。
そのため、飛行機の直行は一日一往復。そんな状況だから、飛行機はいつも混雑しているように感じられる。今回も、往路復路ともに満席だった。特に帰りは座席がバラバラにしか取れないという体たらくだ。


鶏飯:

奄美大島にはいろいろと名物があるが、鶏飯もその一つだ。ちなみに、「けいはん」と読む。とりめしではない。
鶏飯で一番有名なのは「ひさくら」というお店らしい。前回はこの店に立ち寄れなかったので、このたび初めて足を運んでみた。結論からいうと、ちょっと期待しすぎたのだろうか。けして否定する心算はないけれど、もう少しストレートに美味しいと言えるものを考えていたが、、、。昨年の思い出は美化されているのかも知れないな。(なんか、もっと美味しかった記憶が)


黒糖工場:

空港から南下してくると道すがら黒糖を作る工場がある。
最も、偶然見つけたわけではなく、立ち寄ろうという事前の予定があった。道路を走っていると、トラックに山積みされたサトウキビが目に入った。そう、そこが工場なんだな。
工場と言っても大規模なものではなく、個人企業レベルというか家庭的なものだ。奥で作って、手前側に商品を並べて売っていた。一つ口に含むと、期待通り独特の味。関東あたりで売っているのとは味が違う。あれは偽物だと気がついている人はどのくらい居るだろうか。(都会で売っているものは、精製加工品だよ)


煮詰める図


名瀬市立奄美博物館:

30分程度立ち寄る。
昨年とは展示の内容が少し変わっていた。カエルも見てくる。さげ


緋寒桜:

レンタカー屋で緋寒桜の話を聞いた。本茶峠への道は見頃らしい。
道すがらなので、少しばかり花見をして行く。
この桜、どうも関東あたりの感覚で言うと、見た目は桃に近い。また、写真ではイメージしにくいのだが、色がかなり赤くてすべての花は下を向いて咲くようだ。不思議な花?だろうか。

ちなみに、この木の周辺にはやたらとメジロ(リュウキュウメジロ?)が居る。この場所でも多くのメジロが行き来していた。そして、なぜかルリカケスもやってきた。

 


カケロマ島へ:

今日はカケロマ島へ渡る。あちらの島を観光するという予定。
行き来には船が必要なため、当初の予定では宿から出る舟(海上タクシー)を使って往復する予定だった。(その後、風が強くなったこともあり、帰りは別ルートの定期便に変更)

行きの舟は、宿のすぐ裏手にある桟橋から出発した。どんな舟かと思えば、キャビンなしで操舵主も立ち乗りに近いタイプ。私たちは持ち込んだ椅子を船上において座るだけという簡単なものだった。もちろん、これで特に問題ないのだが、予想以上に舟の速度が速かった。測定したところ時速40kmは出ている。波も多少はあるから、揺れもあり、波しぶきも飛んで来た。風も強く吹き付けるから、体も冷えてくる。
この状況を考えると、普通の人が軽い気持ちで乗るのは少し躊躇されるだろう。
私たちはその昔に乗った怖い舟やら、派手に飛んで来た波しぶきの経験があるから、まだ何とかなったのだがね。装備としては雨具の上下をお勧めしておきましょう。

 

カケロマツアー:

この旅行の一大イベントはカケロマツアーだった。奄美大島のすぐ隣にある島、それがカケロマ。前回の旅行では立ち寄ることもなかったので、この度初上陸となった。
カケロマはさほど大きくないがレンタカーもある。もちろん、奄美大島との間にはフェリーも運行されている。聞くところによると、ガソリンは非常に高価で¥168だと言う。もちろんレギュラーの方の価格だよ。時価なんだって。


須子茂小学校

あまり交通の便は良くなく、メジャーなスポットも少ない。ましてや初めての訪問であるから、ガイドさんをお願いしてみた。(いろいろ経緯はあるさ)この方、地元にお住まいで勉強熱心らしく、いろいろ細々情報を持っている。明るく活動的でエネルギーのある人と言えばいいだろうか。私たちは9時から17時頃までかけて、島のいろいろな場所を案内してもらった。少しばかりハードスケジュールだったろうか。体力の無い身には堪えた。


デイゴ並木

いろいろと回っていたのだが、正直全部を紹介は出来ない。それに、私の興味の対象でもない。ここでは、忘れてはいけない水についてご紹介しておこう。
この地では水を2か所確認した。名水という名前は無いが、昔からある水場が現在も生きていた。

・泉(イジミ) 須子茂小学校内
ガイドさんの案内で小さな小学校へ行った。特にこれと言って珍しい訳ではないが、全校生徒4名という小規模な学校だ。校庭も校舎も小さい。そして、大きなデイゴの木が印象的な場所だった。学校の関係で数カ所の説明を受けたが、私の最もチェックすべきところは水場だ。場所的に校舎のすぐ脇に、水量も少なく湧いていた。もちろん、少し飲んでみたのは言うまでもない。軽い軟水で、ちょっと石灰っぽい雰囲気の水だ。アトピーが治ったという話もあるそうだから、多少癖のある水だろう。私などはたくさん飲むと胃腸に刺激を与えてしまうかもしれない。

・名称不明 デイゴ並木の近く
有名なデイゴ並木がある。映画男はつらいよでも有名という。その近くに湧き水があった。たまたま立ち寄ったときに、地元の方が水を運んでいた。そして、ガイドさんとの立ち話に天然の水があることを掴む。早速現地を確認して、味見も済ませてみた。こっちの水は、小学校のそれよりも癖がない。ストレートでお茶向けだろう。ただ、小学校脇の泉よりもさらに水量が少ない様子で少々心配になった。今は水道があるから、湧き水が無くても困らないのだろうが、せっかくの水場なのだから大切にしたいものだ。(私はよそ者で関係ないけどね)


タンカン:

タンカンとは、奄美でメジャーな柑橘である。ポンカンとオレンジを交配したものと言う。
昨年に来島したとき、私は初めてこれを口にした。味は薄くインパクトはないが、後味に少し特徴があって美味しい。その思い出が強かった。
少々残念なことに、今年のタンカンは私の思いでの味とはちょっと違う。甘さは増している様なのだが、後味がなくなってしまったような気がするのだ。なにやら寂しいところ。一体何が違うのだろう。去年はおよそ最後の時期だったから、味は落ちるように思えるけれど、、、。


ホノホシ海岸:

ホノホシ海岸も昨年立ち寄った場所。今回も特に変化はなかったと思われる。
気持ち波が弱かったのだろうか、石のガラガラという音はあまり強く聞こえなかった。写真にある丸い石は、波の力で転がって落ちたり登ったりしている。この時に、思いのほか大きな音が出て面白いのだ。



マングローブカヌーツアー:

帰りの日にはカヌーのツアーに乗ってみた。約2時間ほどの工程で、マングローブのある河口をカヌーに乗ったり、干潟に上陸して遊んだりするものだ。当日は天候もまずまずとなり、一応順調にツアーが行えた。参加者は予想に反して私たちだけだったので、2名艇とガイドさんという小規模なものになった。

船着き場からカヌーを漕ぎ出す。水面は河口であるから、流れも弱く海のように波もない。そんな状況だから、舟を進めるのはあまり難しくない。適当に漕いだらぼけっとしていれば当面は大丈夫。
少し進んでから、細い水路に入って行く。この中はマングローブの林であり、いかにもな雰囲気。写真を撮るには薄暗く、手持ちのブローニーで数枚シャッターを切ったものの難しいと思った。

その後、しばらくしてから水路を出て干潟に上陸。あいにく、カニやハゼなどは殆ど見られなかった。たまたま運が悪かったのだろうか。ガイドさんは非常に残念そうだったが、干潟を見慣れている身としてはあまり気にならなかった。鳥もカニも生き物相手だから、ハズレもあるものだ。

 

以上

写真はこちらに置きました(ニコンイメージング)

奄美大島<2007/02>