出 発:
道路の混雑を回避する意味もあり、朝早く出発。時間は5時半頃となった。
天気は曇り。状況によっては雨もあるかと思われる。
早朝のため首都高もあまり混雑はない。一部に事故渋滞があったものの、殆ど影響を受けずに走向出来た。首都高から東北自動車道に入る。こっちも特に問題なく順調に走る。
出発当初から燃料が少ないのは分かっていたので抑えて走り、手早く給油を受ける。ガス代はなんと155円。燃料代は懐に痛かった。やはり前日にでも入れておくべきだったかと反省。
出がけに僅かなパンを食べたが、朝食には少ないため7時過ぎに改めて食事にした。ここで、朝の薬を入れる。どうも、薬を飲むと胃腸に少し違和感がある。気にすることはないのだろうが、最近は細かいことも気になって仕方がない。胃腸の病気は長いからなあ。

給油後は安心してアクセルが踏める。最も、だからといって飛ばすでもない。B4は余裕で走れ、さらに100kmからの第二タービンによる加速がある。時折速度を上げても安心できる。ただ、そうは言っても80km程度ののんびり走向と120km程の走向では、精神的な負担が全然違うのだった。ゆっくり走る方が楽でよい。
那須塩原:
高速を順調に走り、西那須野塩原で降りる。その後、400号で北西へ走り、温泉に向かう。個人的に那須というと、より北側に位置する温泉をイメージしていたのだが、こっちは那須塩原だ。名前がごっちゃになりそうだが別物として考えるべきだろう。その認識がようやく私の中にも出来た気がする。
温泉に近づくと吊り橋や道の駅などがある。立ち寄ろうかと思いはしたが、帰りでも良いと考えて直進。結局これらの場所には行かなかった。またご縁があればかな。
先に進む。渓流沿いの道路を走ると、時折道路脇の駐車場が目に入る。どうやら、川沿いの遊歩道などを利用するための場所の様だ。私も一度車を止めて、その一つに入ってみた。確か、猿渡だっただろうか。簡易トイレが1つあるだけだったが、案内図によるとここから遊歩道を歩いて滝や渓流を歩けるらしい。早速行ってみるかと思いつつ、まずは宿の確認を先にする方が良いと考え、そのポイントをGPSに入れただけで出発した。
走り出すと、直ぐに宿が見つかった。進行方向右手に建物が建っている。これなら直ぐに分かるだろう。事前に見ていた地図では少し奥まった道路の方にあった感じだったが、どうやら間違いのようだ。いずれにしても、ターゲットは確認完了。
天狗岩:
宿の位置が確認できたが、もちろんまだ時間は早い。入館出来る訳ではないから、少し時間潰ししながら、ふらふらしてみたい。
そのまま道を進む。程なく駐車場を発見し、立ち寄ってトイレに行く。ここにも案内図があり、見てみると天狗岩への案内がある。一足の運動に良さそうなので登ってみることにした。
正面三角岩の頂上へ登る
道路を渡って、山の斜面に取り付く。ここから登って行き岩の上に出るらしい。詳細は分からないが湿った斜面を登る。思ったより深い沢という感じで、所々鉄製の階段がある。また、沢から岩石が落ちないようにワイヤーやネットの細工も目立つ。この位置から派手に物が落ちると、道路に影響が出るためだろう。
つづら折りして登ってゆく。運動不足とリハビリ中の身故に激しく疲れる。本当のところ、疲れるといけないので直ぐに休憩して休み休み登っていった。
ある程度登ると、下からのノイズは良く聞こえなくなる。風の音や沢の水音位しか聞こえない感じだった。登り切ると、大きな岩石の上に立てる。落下防止の柵があるのだが、端に行くとネットに穴が開いていてしたがよく見える。かなり怖い。
ちょうど先ほど出発した駐車場や沢がよく見えた。天候は引き続き曇り。当初は薄日も射していたが、徐々に悪化という感じだ。
昼はそば:
天狗岩を後にして、道をさらに進める。国道沿いにはいくつかのゾーンがあって、それぞれ温泉宿が並ぶ。そんな町並みを見ながら進むと、やがて郊外へ。そろそろ飯にするかなあと思いつつ、どうしたものかと行くとトンネルを抜けた。見ると日光市に入った模様。これ以上進むとしばらくの間ドライブになってしまうだろう。ここはブレイクして飯にすることとした。道をUターンして、トンネル手前にあったそば屋に入る。
お昼はそばにした。比較的シンプルなそば屋だったので、メニューは少ない。蒸籠2枚を注文。いつもの感じだと、天ぷらとかご飯も考えてとなるのだが、お腹の調子も悪いため、そばだけにしておく。
ここの蒸籠は細いそばが特徴だった。あいにく上がりが堅く、食べにくいというか、私のように腹の心配をしていると噛んでいても心許ない。それと、冷え冷えではないにしても冷たいメニューだから少し不安にもなった。もっとも、そば湯やお茶があったので、暖めてバランスを取ることが出来た。その後の腹の調子にも特に問題なく、取り越し苦労だったのかも知れない。
そばつゆは出汁が効く感じ。薄味仕上げ、江戸前ではない。量も多くはないかな。全体として、それほど高得点ではないのだが、まあまあ良好。そば湯は色もとろみも薄かったのだけど、旨かったと思う。あれはそば粉が決め手なのかな?
木の葉化石園:
昼食後は来た道を戻る。途中に箱の森プレーパークがある。温泉にも入れるらしいので立ち寄るが、あいにく定休日だった。なんだか間抜けである。次に、近くにある木の葉化石園へ立ち寄る。ここは、その昔来たことがあって、多少記憶に残っている場所だ。駐車場は広く敷地も広い感じ。緑の庭が結構立派だ。
おかしいなあ、私の記憶では狭くて貧相な展示館だったような。何かの間違いだろうか。

化石になった堆積層
入場料を払って中に入る。沢に架かる橋を渡り庭に入ると、鯉のいる池や三峯神社がある。こんなに立派な場所だったとは、記憶とはいい加減なものだ。順路を進むと案内のおばちゃんがいる。大ざっぱに説明してもらい、後は自由に見学する。館内を見て記憶がほぼ合致した。中には木の葉の化石やその他化石などが展示されていて、ざっと眺めると直ぐに出口に行ってしまう位。そうそう、このあっさり感が印象的だったんだろう。
私が以前に訪れたときは、大学生?だっただろうか。何となく、薄カラー色のぼけた記憶が見え隠れする。
温泉に入る:
15時前に宿に入る。湯守田中屋は国道の直ぐ脇に建っている。車を留めてチェックインするが、どうも団体の幹事と間違われた様子。話がおかしいので?だった。宿に入り少し休息の後、温泉に入る。
この宿には都合3カ所の湯殿がある。最初に出かけたのは、屋根付きの半露天風呂。男女別に1つずつあるのだが、私が入ったときにはお湯がというか、全部水だった。さすがに冷たくて入れないため、出てくるお湯だけ浴びて退散。浴槽は木製である程度の大きさがあって、入れる温度にするには数時間位かかりそうだった。
次の湯は、野天風呂。ここは、混浴3、女湯1の完全な露天環境にある。特に混浴の方は渓流に面していきなり風呂があるだけ。男はここに入るしか選択肢はない。まあ、別に良いのだけど。当日は、特に寒いこともなく、風も無かった。簡単な脱衣所(壁も屋根もない)を使って、風呂にはいる。温度は最適だった。さっきの湯では寒かったので、こっちで暖まることとしよう。
お湯は無色透明・臭い無し。源泉掛け流しで、非常にリッチな肌触りというか感触がある。これはありがたい。胃腸にも良いらしいので安心して浸かっていよう。

竜化の滝(温泉にあらず)
私の入ったのは一番大きな浴槽だったが、これ以外にも河原の水面と同じ位置にある浴槽が1つ。その脇にはもう1つ小さな湯があり、源泉の近く?とも見えた。また、女湯は最も高い位置にあって目隠しされている。これなら、女性も問題ないだろうね。
いい湯を後に部屋に戻る。この湯は河原にあるので、宿までは約200段の石段や階段状斜面を上り下りしなければならない。湯上がりだと、暑いし息が切れる。ここでも体力駄目駄目だ思い知らされる。
部屋に戻り休憩する。旅の疲れ、上り下りの疲れ、温泉の疲労と忙しい。最も、温泉の効用がプラスだし、息抜きになるからありがたいところではある。そうそう、建物の上層には内湯がある。こっちにも行ってみたいが、どうしようかな。私は、この手の旅行に来ても、たいてい湯には1回位しか入らない。満足してしまうことと面倒だから。今回も同じだろうか。
宿と夕食:
夕食は客室内で取った。大広間かなと思っていたのだが、ちょっと意外だった。そう言えば、この広い部屋も以外だ。8畳の畳に押し入れや床の間。そして、ドッキングされた洋室。そっちはベッドが2台、テーブルと椅子もある。全部で20畳以上ある広さはもったいない感じさえする。
胃腸の具合が悪いと常に食事に注意してしまう。うどんやおかゆは良いけれど、油や肉などは抑えておかないと、直ぐにトイレとお友達。最近は神経質なことが続いている。この旅でも最も気になったのは宿の夕食だった。食べられないものや、量が多すぎる傾向は避けないのだが、かといって特注のおかゆって訳にもいかんだろう。
結果的に量の心配はなかった。適切な量であり、食べ過ぎにもならず助かった。それから、油や肉の方も問題なし。これで一番の山場は切り抜けた?はずだ。

飲む温泉:
翌朝は軽く朝食を取る。これもあっさりしていて問題なし。ちなみに、朝は大広間での食事だったのだが、畳の部屋なのにテーブルと椅子だった。実に奇妙な感じがして個人的には居心地が悪い。独特な罪悪感が漂ってしまう。
宿を建つときに、入り口脇にある温泉を少し飲んでみた。ここは飲むことが出来る温泉らしく、自由に飲んで良いと記されている。竜頭から2つの流れがあるのだが、片方は温泉、片方は水?なんだろうか。温泉を僅かに飲んでみるとお腹が反応した。良いことか悪いことかは分からないけれど、沢山飲むと危険かも知れない。これから帰る道すがら、リスクを取ることは避けておこう。
足 湯:
まっすぐ帰るには勿体ない。国道沿いの七ツ石吊り橋へ立ち寄る。
何のことはない吊り橋だが、駐車場とトイレ、それから足湯があった。足湯に浸かると足のだるさが取れてゆく。ちょうど昨日の疲れが残っていたのだろう。上手い具合に温泉が効いている。この足湯は無料で使えるのだが、観光客らしき人たちはあまり興味を示さない感じ。入ると足が濡れるし面倒なんだろう。私がいる間、入っていたのは近所のおばちゃんらしき人だけだった。

足湯の温泉
吊り橋を渡ってみると、近くにビジターセンターがあった。展示は良くある内容で手はかかっていない。建物は立派だけどね。敷地は広くない割に、散策や野鳥観察が出来るような表記があった。どう見てもそんなスペースは無いんだけど。(よくよく見たら、狭苦しい施設があります)
帰路につく:
まだ時間は早いが、今日は早めに帰ることとした。あちこち移動して疲れるのは良くないし、遊び倒すために出てきたのではない。ルートは日塩もみじラインに設定して軽くドライブ。あいにくまだ紅葉でもないけれど、雨に濡れる緑やガスも楽しめた。
帰路は思いの外距離が短いというか、あっという間ではあった。
以 上
那須塩原<2006/10/04-05>
那須塩原 (大網温泉) 湯守田中屋 宿泊
写真:IXY digital L
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