会津若松の桜
<Cherry blossum in AIDUWAKAMATU>

松平家墓所

朝は天候が悪い。雨は降っていなかったが、空は暗く降りそうな気配さえ見える。昨日の疲れもあるため、午前中は宿でごろごろすることとした。なんだか不毛な気もしないではないが、慌てて飛び回るための旅行ではないのだ。
午後になり多少晴れ間も出てきたので、徒歩で出かけることとした。当初から、宿を起点に歩くことも可能と見ていたので、カメラを持って出発。最も近い松平家の墓地を目指す。

墓地は山の中にある。住宅地を抜けて進むといきなり山林地帯となっていて、入り口には木の門があった。右手には御手水のために沢の水も流れている。この地に葬られている松平の方々は、江戸時代の領主だ。9代目で最後らしく、まだ若かったころの領主の古い写真をあちこちで見かけた。
門をくぐる前に、いきなりキセキレイが2羽飛び出してゆく。沢水のあるところだから、連中の居場所になっていたんだろう。その後進むにつれ、カワラヒワ、メジロ、カケス、オオルリなども見ることが出来た。鳥の声も沢山聞こえる。(墓地以外も含む)

墓地を進むと大きな石柱と墓標がある。これだけの物を作って運ぶのは大変だったことだろう。さすが権力者ならではの墓地だ。1番最初に目に入る2代目のものは、周囲に木造の社などがあったことが伺える。今では礎石や石段しか残っていないのだが、当時は立派だったんだろうと想像してみる。

奥に進むと、沢山の墓標があった。横一列にならんだ歴代の領主を祀る石は大きく立派だ。
石柱と墓石は対になっているらしい。手前に石柱があり、沢山の文字が刻まれている。そして、石柱はバクの上に載っている。そもそも、中国から伝わった夢を食う動物として扱われているようだが、縁起担ぎにしてもちょっと異様だ。亀なのかなと思っていたら、なんとバクだったとは。今どきの庶民には理解が及ばない。

 

松平家墓所 37,28,54.45 / 139,57,42.41 (DATUM:TOKYO)

 

宿 東山温泉