白神山地

世界遺産といえば、今年の話題は知床。
けれども、知床は数年前に出かけている。今回は、地味な世界遺産?への旅。

白神山地は青森・秋田にまたがる広葉樹の極相林。要はブナの森林地帯。
場所柄不便ではあるのだが、一度は行ってみたかった場所の一つ。少し距離があるので飛行機の旅。
飛行機は手配の都合上JALだった。最近の航空事情を考えるとかなーり不安。
案の定飛行機は出発遅れ。その後、青森には順調に降りられず到着でも遅れる。さらに、レンタカー屋がイモで、車も遅れた。さんざんなスタートで先が思いやられる。

ケチがついた旅の始まり、予定も変更してちょっと立ち寄りしてみた。場所は、三内丸山遺跡。
この遺跡は名前が有名であるし、広大な敷地らしく興味をそそる。昔、行き損なった場所でもあり、期待して向かった。実際の所あまり面白くなく、ここには何も触れないこととしよう。興味のある方は、ご自身の目で確認していろいろ感じてみて欲しい。そんなご紹介にとどめる。

暗門の滝入り口付近にある水場。

沢からの水を呼び込んであるようだ。いずれにしても、この辺りはブナの林であり、安心して飲める水と思う。

なお、私個人の感想としては、特にうまいとは感じなかった。この点はちょっと残念。

 

写真は薄暗い夕刻のものをレタッチ。ブレありの写真を使っています。

次の目的地は、暗門の滝。少し時間が押してしまったが、川伝いに滝に向かう。
うーん。この場所は気楽なファミリーコースといわれている。けれども、予想以上にすごい気がする。狭い渓流に取り付けた石段や急傾斜を上る。普通の沢だったら、沢登りの装備がないとだめだろう。

後から分かったことだが、この場所は台風の影響を受けてしばらく閉鎖されていたようだ。当日は特に支障なく上って行けたものの、急造と思われる橋や足場がたくさんあり、当初は「?」と首をひねっていた位。たぶん、今回の旅行日程が少し前にずれていたら、この場所には立ち寄れなかっただろう。
なお、ここには滝が3つある。私が立ち寄ったのは3番目の滝までで、その奥にある1と2の滝には夕闇が閉ざして閉まった。川面には、カワガラス。

 


朝は快晴、よい眺めだ。岩木山も日本海も良く見渡せる。
食事を軽く済ませて、岩木山へ向かった。山の上に向かう道は有料道路であり、いくつものヘアピンカーブが続く。
料金が高いのはちょっと不満に思われる。あまり通行量が多くないから仕方ないのかな。首都圏などとは違う環境ということで受け止めておこう。

リフトへ乗り、岩木山へ。

見晴らしのよい場所から、大変よい眺めだった。

海は日本海である。

 

リフトで登った後は、山頂まで徒歩で歩く。さほど距離はないが高低差もあり、特に山を見上げていると「自分には無理だ」と思うかもしれない。実際、歩き始めてみるとかなりの傾斜やガレもあるから、靴やズボンには注意して登りはじめた方がよい。

ミニ白神へ向かう。
この場所は白神山地とは少し離れているけれど、ブナの林が残っていて散策にはよいらしい。確かに、あまりアップダウンもないし、一回りしても1時間程度なので気楽な散策向きなコースだった。

ちょうど時期的に入山時間が短くなっていた。なんと、3時半までには戻らなければならない。歩くのに約1時間とすると、2時過ぎスタートが最後。私の到着はちょうどその頃だったので、管理事務室で時間についての注意を聞いた。(多少融通してくれたけれど)
まだまだ、日も長い時期。少し勿体ないように思いつつ、観光客の到着時間との兼ね合いも思うところ。

ミニ白神の入山料は三百円。

暗門の滝にあった寄付のお願いも三百円と書いてあった。

森を守るのは大変なことなので、寄付は欠かせない。

と、農学士は思う次第。

 



宿りは、不老不死温泉。
寂れた一軒家?と思えば、発電用の風車も回る賑やかさ。人気があるんだなと。
温泉は赤茶色の湯。掛け流しといふ。
夜の露天風呂からは、天の川見ゆ。

 

不老不死温泉から、夕日。

分かりにくいが、車列の向こう側に有名な露天風呂がある。

夜間照明はないから、入り納めの時間だ。

 

 


日本キャニオンは、時間の都合でパス。
十二湖に立ち寄る。青池、沸壷池の2か所だけ。どうも余裕がない。

青池

写真としてきれいに見せるのは難しい。なんとなくイメージってところで勘弁してね。

池の中を観察すると、魚が泳いでいました。あまり餌もなさそうなんですけどね。

 

道の駅深浦で食事を取る。
あいにく、魚の定食は売り切れ。焼きそばでお茶を濁すが、これもイカが入っていて案外うまし。
道の駅深浦 http://www.kasose-ikayakimura.com

当然、イカも買ってくふ。うまいが、1ぱいだとちょっと多いね。

 

2005/09/23-25 白神山地

2005/10/02