養老乃瀧と博物館

夏休み第2段。今回は千葉県南部の渓流を目指してみましょう。
ここに決めた理由、それは渓流だから。
以前から興味はあったものの、仲々出かける機会もない。夏休みには格好の餌食か?

養老乃瀧というと、はっきりいって爺臭い飲み屋の印象が強い。でも、今回は違いますよ。酒のみに行く訳ではありません。彼の地は、千葉県の南部に位置します。地図を見ても少し分かりにくいかも知れませんね。上総小湊から北に少し上がった辺りかな。


日程的には最悪?でした。折しも台風11号が関東に上陸する前日に出発。当日の夜から明日朝にかけては荒れた天気です。台風なので雨も多く、渓流は濁流に変わってしまいました。
台風一過の日に渓流を見に行ってみると、案の定水量がかなり多く、また、濁っています。川面の近くにある遊歩道は水没。これではどうにもなりません。


養老乃瀧 遊歩道は冠水していて通れない

天気が悪いことはあらかじめ分かっていたので、撮影用のデジスコ機材は放り出し、適当に観光モード。出掛けに立ち寄った佐倉城址にある国立歴史民族博物館を初め、大多喜城の県立南総博物館、それから、久留里城にある君津市久留里城資料館も見てきました。
偶然にも、国立、県立、市立と3館を見て思ったのは、県立のレベルが低いこと。普通は予算の関係もあって市立が最も貧相かと思いきや、そうでは無かったんです。何ででしょうね。


久留里城 天守閣

久留里という地名が出てきましたね。この地名、実は昔からチェックしていました。理由は簡単、「水」です。
久留里は城下町であり、尚且つ豊かな井戸水で有名なんですね。少し不便な場所ではありますが、そのうち行ってみたいと思ってました。

さて、その久留里に初めて立ち寄りました。町はかなり小さいです。
博物館めぐりの3拠点共に、昔は栄えていた城下町です。けれども、現在はかなり寂しい。東京にばかり集中させないで、もっとリソースは分散して欲しいなと思いつつ、水を探します。

ここの水は井戸からの自噴。こっち方面で開発された「上総掘り」による井戸から水が沸き上がっているとか。地層の関係で穴を開けると地下水が噴出する様ですね。
町中には道路に沿う形で数基の井戸がありました。資料によれば、自噴している井戸と、そこからの水を受けている井戸の2種類があるそうな。これらの井戸は現在でも各家庭で使われている様子で、尚且つ炉端で水汲している人もちらほら。
私も少し飲んで来ました。味としては少しばかり癖があるように感じました。
解説によると某かの有用な細菌が含まれていて、悪性の細菌から水を守っているとのこと。こいつの影響なんでしょうか?


井戸の説明文

話を本筋?の渓流に戻しましょう。
台風の影響で荒れた川面ではありますが、多少水量が減ったときに散策してみました。
水月寺というお寺の近くにある村営駐車場(この時は無料)から、渓流に降りて行きます。奥に行くと個人経営の駐車場やお土産屋があります。ただ、ここまでクルマで入るのはちょっと辛いかな。道が狭くてすれ違いが出来ないですね。

さて、渓流に下りると川面近くにきちんとした歩道が出来ていました。
ここは水没していませんでしたので、様子見がてら歩き出します。やはり水は多く濁りがあるのですけれど、さすがに台風通過時点よりは良くなっていますね。あと2〜3日すると平常に戻るのかもしれません。


晴れた日の渓流 水量は多いです

渓流の流れはいつもより水量が多く、流れが早いと思います。川幅一杯に流れているのは、異常な風景なんでしょうね。鳥の方はキセキレイとハクセキレイを見かけました。実はもう1種類大型の影を見かけたのですが、何だったんでしょう。シルエットお大きさから考えると、アオサギ?かと思いつつ謎のままです。

 

2005/08/28