冬になると温泉に行きたくなる。
もっとも、夏でも多少はそんな気分はあるのだが。 例によって北湯である。今回で5回か6回目だろうか。たまに思い出したようにやってくる場所となってしまったようだ。
けれども、初めてここを訪れた人が必ずしも喜ぶとは思えない。悪く言えばぼろ宿で不便なだけとも受け取れるのだから。
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| 初 日
東京はよく晴れていい天気だった。けれども、那須に近づくに連れて怪しい雲が見えてくる。 高速を降りると、なんと渋滞にはまった。出口からしばらくの間車が多く、渋滞している。また、道端には沢山の店が軒を連ねていた。昔とはかなり違っていて観光化がすすんでいるのだろう。
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| 山のほうへ向かって走ると、やはり天候が悪化していった。
天気予報でも言っていたが、なんと雪が降ってきている。幸い気温は低くもなく10度位だから積もることもなくすぐに解けてしまう。もっとも山肌には白いものが細々と見えるので、もう冬であることは間違いない。このあたりも間もなく雪で覆われるのだ。
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| 吹雪の中を宿へと下る。ここは谷間の宿なので、しばらく急な下り坂を降りて行く。相変わらず宿の景色は変わりなく、良くも悪くも北温泉だった。
部屋はもっとも正面左手建物の3階だった。この場所は初めてなのだが、山の斜面と反対側の建物にさえぎられて、あまり視界は良くない。
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| 風呂に入る。久しぶりに天狗の湯へ行ってみると、5人くらいの先客がある。
ちょっと浴槽が狭苦しいが、入れ違いに出ていった人があり、普通に入浴できた。湯の感じはゆったりとして心地良い。 相変わらず脱衣所がほとんどなく、廊下から丸見えなのはちょっとだけ抵抗があるが、まあ、こんな場所だから気にしない。一応混浴だけれども、あまり女性は入らないだろう。 部屋のある3階には、目の湯がある。女湯だけで男は入れない。上さんの話だと結構新しい感じで、広いようだった。建物の外観からも新しそうな様子。
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| 翌 日
朝起きて、外を見る。吹雪だ。まさか今日も雪が降るとは思わなかった。積もってしまうと車の走行に支障がでるし、出かける気分も弱くなる。 その後雪はやみ、昼食がてら出かける。飯はレストハウスや土産物屋がならぶ場所のちょっと違和感のある店に入った。
こんなので商売になるとは、かなり疑問だが、客はそれなりに入っている。
旨くもなく不満のある店を後に、ロープウエー乗り場へ向かう。ちょうど昼食後は天候が回復してきて、山の上の雲やガスが消えてしまっている。
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| ロープウエーで上がってからは、徒歩で山の頂上方向へ歩く。上り坂は最初砂利道風だが、段々と傾斜がきつくなり、そのうちにガレてくる。100m程度上に上りガレてくるまえに引き返すことにした。もちろん私自身は頂上まで行けるが、連れもあることだから。
上りながら、風もほとんどなく気温も低くないことに違和感を感じた。たまたま天候が回復して日もさしており、非常にめずらしい最高のコンディションが得られたように思う。
山には1800m程度まで上ってみた。確か山頂は1930mくらいだったと思うので、後100m程度で頂上だったようだ。
GPS レシーバーで位置と高度を確認する図 |
| 最終日
今日も朝から天気が良くない。それに、昨日の時点で上さんが急遽東京へ戻らねばならなくなっていた。 そんな訳で、朝食後そそくさと出かけて、まずは新幹線の駅を目指す。
今回は、珍しく観光地へ普通の観光へ出かけたような?旅だった。
以 上
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| (北温泉 N 37^ 07' 14.7" / E 139^ 59' 59.6") |