Qcam 4000 pro

接近中の火星を狙う四

火星接近中

今年2005年10月30日には、2年2か月ぶりの火星接近があります。
前回の2003年には「大接近」があって、かなり地球に近くて観察・観望には最適でした。それに比べると、今年の接近は多少見劣りするかも知れません。それでもなお、久しぶりに火星が良く見えるチャンスです。
興味のある方は、夕刻に東の空を見上げてください。明るくて赤っぽい星が見えるはずです。


実写画像

2005年11月01日 21:30ころ

写真の向きについては、特に注意して整理されていません。一般的には南を上にすることが多いですが、一連の写真は上がほぼ西になっています。
いわゆる正立像という感じです。

 

2005年10月31日 22:00ころ

同じくBORG101ED での撮影です。
拡大するために、コンパクト・エクステンダーメタルを使っています。合成焦点距離で約10,000mm ってところでしょうか。

 

 

 

2005年10月28日 22:30ころ

機材を変更しました。
BORG101ED に大型化していますので、眼視も撮影もやりやすい。

 

 

2005年10月24日 ころ

VGA サイズでの撮影です。
思いのほか模様が見えてきました。

 

 

 

2005年10月23日 ころ

12日と同じ機材で撮影。
ただし、キャプチャーが320x240 でしたので画像は小さくなっています。あまり意味のない撮影方法ですね。
フレームレートが上がるか?と思っていましたが、特に意味はなさそうです。今後はVGA サイズに統一します。

 

 

2005年10月12日 22:24ころ

ようやく火星の撮影が開始出来ました。
取り急ぎ、BORG77ED とエクステンダーを組み合わせてのテスト撮影です。
焦点距離は約7,000mm 相当と思われます。
風により望遠鏡の揺れが強く、画質も低下してます。

 

 


Qcam 4000 pro について

今回の撮影には、Qcam4000pro というカメラを使っています。これは、1万円以下で購入できるweb camera なんです。パソコンを使ってTV電話が出来ますけど、その時に利用する物がこのカメラです。

特徴としては、パソコンとUSB 接続して動画が撮れること。また、ソフトウエアにより露出調整などがマニュアルで可能になっていることがポイントです。なお、今回のように望遠鏡に取り付けることを考えると、付属のレンズが外れるか改造出来る点も大きいですね。

私は、付属のレンズを外して使っています。取り外しは、ドライバーを使って本体を2分割し、内部にあるレンズユニットを回すだけです。すると、ccdが剥き出しになりますのでそのまま本体を組み立てます。最後に、レンズの跡地?にBORGの[7511] をねじ込めばおしまい。簡単です。

搭載しているCCDは小型ですから、取り付けるレンズの焦点距離は約7倍程度に換算されます。例えば、500mm の望遠(77EDなど)をつけると、3,500mm 相当の超望遠になります。
火星の撮影には短いですから、追加でバローレンズやアイピース拡大を行います。今回は、BORGの[4603] を使用して約2倍に引き伸ばしています。

http://www.logicool.co.jp/index.cfm/products/details/JP/JA,crid=2204,contentid=9112,detail=2

 

画像処理について

Qcam で撮影したものは動画の形です。WindowsMegiaPlayer などで見ることが出来ます。
そのまま鑑賞しても良いのですが、この動画を処理して一枚の写真に仕上げることも可能です。有名なソフトウエアである、registax を使うとかなり楽しめるでしょう。

動画を撮影すると、秒間30コマ程度のデータが集まります。1分で1800コマにもなりますね。
これらを処理してコンポジット(重ね合わせ処理)やウエーブレット処理(画像強調)を一気に行えるのが、registax というフリーウエアです。無償で使えますからお試しも気楽に出来ます。

http://registax.astronomy.net/

 

 

2005/10/30