Nikon D2H のノイズ

巷で騒がれている?D2Hのノイズを中心に、私の感想と使い方などを書いてみます。何かご参考になればと思ってます。

 

D2Hは言わずと知れたニコンのデジタル一眼レフです。D1系から進化した2系で、当初はH(高速連写)のみが発売されました。X(高解像度)の方は、先のフォトキナでやっと発表がありましたね。発売は2005年だそうです。

そんな訳で、しばらくはD2Hのみが販売されるようです。私のような鳥などの撮影には高速連写を含めて都合のよいマシンで、以前使っていたS2PROを売却して導入しました。

もちろん購入前には少し情報収集していましたけれど、やはりノイズについては気になりました。評判はかなり悪い(?)し、肯定的な意見を見てもそれだけでは判断が難しい。そんな状況でしたので、私はレンタルで1日撮影して、「まあいいか」の結論をだしました。でも、よく考えてみたらJPGでしかテストしなかったんだよな、、、。

 

さて、レンタル機のテストを一応終了し、D2Hを購入しました。購入に関してはちょっとトラブルがあって気分が悪いこともありましたが、まあ、それは忘れてしまいましょう。
その後もテストを少々、今は普通に使っています。

通常撮影のデータで、ちょっとノイズをご紹介しましょう。

 

これはノートリミングの画像

こちらは、雀の嘴から左上方を切り出したもの。
ノイズの汚さが解って頂けるでしょうか。

こっちは雀の右側です。
上の画像と比べるとノイズが少ないですね。ノイズは露出がアンダーな暗いところに出てくることが分ります。実際に色々な撮影をしても同じ結果になります。

 

撮影レンズ AF-S 300mmF4D + TC-14EII
カメラ設定 JPG LARGE FINE その他はAUTO
画像処理 上:リサイズ、USM 中:トリミング 下:トリミング

 

JPG撮影を前提とすると、前述のノイズがかなり目立つことがあります。被写体の露出がアンダーにならなければよいのですが、どうしても光と影がありますよね。問題は影の取り扱いです。多少レタッチすることで改善しても、限界がありますしね。

それで、話がRAWに変わります。
RAWで撮影して、ニコンの別売ソフトを使うと、このノイズを低減できるのです。別売ソフトを嫌がる方もいらっしゃる様に思いますが、これは絶対必要ですね。S2PROの時も1200万画素を活用するために使っていたし、今回のD2Hでも最初から購入していました。やはりRAWの方が絶対的に安心感があります。

別売ソフトの"NIKON CAPTURE 4" には、ノイズ除去とモアレリダクションというツールがあります。前者は画像全体をぼかす様な感じになりますが、後者は上でご紹介したようなノイズを低減させることが可能です。

もちろんどんなノイズでも消えるとか、何のマイナスも生じない訳ではありません。使っていて一番気になったのは、正常な画像が乱されること。
具体的に言うと、被写体の派手目な色が周りに滲む様な感じになってしまいます。このツールは、色に関する操作をしているようなのでちょっと注意が必要です。あまり強く掛けすぎないことがポイントかな?

なお、JPGではこの機能は使えません。かならずRAWで撮影しましょう。

 

S2PROから乗り換えて

そうですね、かなり決断?が要りました。
S2は1200万画素(ハニカムだけど)でノイズが少ない高画質、D2Hは連写やレスポンスなどのカメラ性能が飛躍的に高い。ちょうど性能のトレードオフかなあ、、、。

D2Hの400万画素はかなり非力?と心配していました。でも、それほどでは無いですね。確かにS2PROと比べたら印刷サイズに制約が出てきますが、A4レベルならあまり見劣りしません。

画像を見ていると、話しに聞くとおりD2Hのローパスフィルターは薄いようです。時折疑色が発生しています。でも、逆に画像の切れとでも言うのかな、シャープさは確実にあるようです。35mmカメラとしては十分なのではないかなと感じています。