2002/12/15  シグマ 20mm F1.8 DG のピントは?

Sigma 20mm F1.8 DG lens , auto focus comes true ?

 

50mm F2.8 で懲りずに、シグマのレンズを投入しました。
所謂、標準レンズにしたいモノなんですけど、どうでしょうね。

とりあえず、室内でテスト撮影をしてみました。予想よりもぐっと被写体に寄れて明るいので、非常に気分がいいです。銀塩の時から28mm で、山のように撮影していたのでなじみもありますし。

さて、ピントの件ですが、今のところちょっと不安を感じています。
狙ったところと、ずれた位置にピントの山があるように思えるのです。
細かい検証はこれからとして、どのくらい我慢できるか?とか、再現性は?など実用の意味からチェックして行こうと思います。


とりあえず数十枚撮ってみました。全体的に見た感想です。

・至近距離
 概ね問題なし。かなり寄れるのでいい感じ。
・5m程度までの距離
 前ピン傾向が見られる。注意しないと危険。
・無限遠あたり
 特に問題ないような感じ。数を増やしてもっと検証したい。

ということで、またもや不安な感じになりました。
思うに、設計で意図的に前ピンにしているのではないか?

被写体にピントを合わせる場合、その背景側の被写界深度がより深くなります。(一般的な話として)
この理由はよく分かりませんが、光学的な特性があるのかなと思います。

また、実際の撮影を考えると、ピントを合わせたい1点があっても、ピンポイントで合わせるのはかなり難しいでしょう。
af のセンサーは”特定の広さ”の中で任意にピントを出しているハズです。

およそのピント位置を決め、ピントの山をどこに持ってくるのか。
センサーの位置にできるだけ忠実にするのか、前側にオフセットするのかは、判断の分かれるところでしょう。
前側にセットするのはある意味、妥当な気もします。

銀塩フィルムだったら、このセッティングで何にも問題ないんでしょうね。

 


ピントの話
実は、某掲示板にも書いたのですが、先日Nikkor 20mm F4 で撮影をしました。マニュアルレンズを使ったため、露出はヒストグラムで一枚ずつ確認しながらの撮影です。

PCで写真を展開して見たところ、ピンボケが多数出てきました。
今度はAF のミスではありませんが、はて何としたことか。

実は、超広角レンズゆえに、ファインダーを使ってピントを取っていません。昔から、被写界深度目盛りだけを頼りに使っていますので、その感覚で撮影したわけです。

結果的に、この方法だと使い物にならないことが分かりました。
S2 の場合、35mm版フィルムと比べるとサイズが小さいCCD を使っているので、トリミングされるのはよく分かります。
けれども、被写界深度も違うのか?とびっくりしました。

細かい話は別にして、この点は非常に重要な気がします。

 


デジタルの場合のピントについて

一連のピント問題を受けて、色々と勉強させてもらいました。
失敗写真は勿体ないですけれど、認識の違いは大きいということ。
私は銀塩から入っている人間です。デジタルとは別の世界ですね。


ピントの山が小さい?

そんな風に感じています。

フィルム上に結像される絵は、通常どこかにピントがあっているはずです。
僅かな範囲かもしれませんし、パンフォーカスに近いものかもしれません。

銀塩とデジタルで条件をほぼ同じに設定し、写真を撮ります。この場合、
後者の方がピントの合う範囲が狭い様です。

フィルムは厚さがあるからとか、アナログの曖昧さとも言われていますが、
当方には、今一つ明確には分かりません。
けれども、「ピントの山は小さい」ことは掴めました。

 

ブレ易いですね

デジタルの方が明確にブレ易いです。
既に各方面の情報によると、”1/焦点距離(mm)” では駄目だと言われています。
彼らの情報では、”1/焦点距離(mm)×2”にする必要があるそうな。

フィルムよりも「クッキリ」見えてしまうのがデジタルなのでしょうか。
もちろん、PCの画面で原寸表示する場合は相当厳しい条件になります。同じ
目で比べたらどんなものですかね。
それから、CCD が1枚で作られる画像ゆえに、本来は縮小して当たり前というか、
完成される様にも考えることができます。

 

被写界深度は?

被写界深度は、ピントが合う範囲を意味しています。
別途書いたように、今までの感覚では被写界深度が扱えない様な感じがありました。
どの様に考えればいいのでしょうか。

「ピントの山が小さいのだから、当然被写界深度は狭くなる」これで良いのかな。
どのみち、広角レンズなどに表示されている被写界深度目盛りは役に立たないので、撮影時に困ってしまいます。af で合わせるか、ファインダーを見ながら合わせ込む必要があります。

やっぱり、mfレンズはお蔵入りでしょうか。
被写界深度目盛りが使えないと、使い勝手が非常に悪い。

ちょっとインターネットで検索すると、レンズの被写界深度を記したデータが見つかります。
例えば、20mmでf8に絞り、無限大にセットすると、深度の幅は1.7m 〜無限大までになります。

これがどんな方法で得られた数字なのか分かりませんが、デジタルの場合は全く使えないと思われます。私はこのパターンで試写しましたが、全滅でした。


 

今回のテスト及び考察は、全て個人的な判断によるものです。
また、ばらつきや傾向を捕らえるための、著しい多数回のテストは行なっていません。